国立がん研究センター調べによると、2014年にガンと診断された患者が86万7408人で過去最多となったといわれている。
(画像の引用元)SmartNews(毎日新聞の記事)
昨日、各メディアによって報道されていたのでご存知の方も多いでしょう。
これを踏まえて、ガンについて勉強した内容を記録に残しておきます。
- ガンを発症する確率は、およそ0.35%ってこと?
- 2人に1人がガンになる時代!?
- ガン撃退失敗=0.35%と仮定して話をすすめていく
- 大腸ガンと、他のガンは大きな違いがあるんですよ
- ガン細胞を残さず、せん滅するための兵隊を増やしてあげましょう
- 野菜と果物のみの、ガン予防ドリンクをつくってみた(*^_^*)
- まとめ
ガンを発症する確率は、およそ0.35%ってこと?
新たにガンと診断された、86万7408人という数字、
多いなぁ
というぐらいで、いまいちピンとこないのが正直なところ(;^ω^)💦
国立がん研究センターの資料を読んでいくと、
人口10万対の年齢調整らかん率は、354.6(前年比+3.5)となっていました。
これって、
354.6人 ÷ 10万人 = 0.35%
でガンになる可能性があるっていうこと?
この数値は、全人口の確率なの?
それとも、特定の年齢層だけの抽出?
と、疑問が湧いてきました。
▶年齢調整らかん率ってなんぞ?
恥ずかしながら、年齢調整羅患率なるものは知りませんでした(;^ω^)💦
ガンもだれでも発症する可能性があります。
が、すべての年齢層の方々がおなじ割合で発症するわけではありません。
発症は、30代から増えはじめて 、40~70代で多くなるといわれています。
そのため、
ガンと診断された方の総数 ÷ 総人口= ガンの発症確率
がだせると考えるのは、早計ですね(;^ω^)💦
確率としては確率ですが、実態とはあってないですよね(;^ω^)💦
そこで、
①ガンになりにくい若年層(30歳まで)
②ガンが増え始める中年層以降(30歳~)
③ガンが急に増えてくる年齢以降(55歳~)
という風に年齢層別にわけて、発症の確率をもとめる必要がありそうです。
その上で、年齢層別の確率と、人口分布に占める割合をもとに、計算して全体としての確率をだす必要がありそうに思えます。
実はまさしく、これ。
これが、 年齢調整羅患率でした。
実際の年齢層の幅は細かく設定されているようですが、基本的な考え方は上のとおりでした。
ぼくのつたない説明よりも、
大阪国際がんセンターのホームページで図付きで、わかりやすく説明されていましたのでご興味のある方は、是非ご覧ください。
がんは増えている?減っている?①:年齢調整とは? | 素朴な疑問を解決! | がん対策総論 | 大阪国際がんセンター がん対策センター
2人に1人がガンになる時代!?
ガンの発症確率は、0.35%なんかではありませんでした!
もっともっとはるかに悪かったです(´;ω;`)ウッ…
国立がん研究センターしらべによると、
①一生のうちに、ガンと診断される確率
男性→ 62%(100人中、62人)。 およそ、2人に1人
女性→ 47%(100人中、47人)。 およそ、2人に1人
へ?
確率高すぎない?
計算間違えていない?
と思いましたが、年齢層別の表をみていくと、
39歳以降から、10年を節目として患者さんが約2倍ペースで増えていっています。
今、平均寿命は男性、女性ともに80歳を超えています。
[男性]81.09歳
[女性]87.26歳
寿命は延びても、病院で寝たきりとかだとイヤなんですよね。
長生きしても健康で、ピンピンコロリといきたい。
ところですが、現実はそんなに甘くないようです...。
②ガンで死亡する確率
男性→ 25%(100人中、25人)。 およそ、4人に1人
女性→ 16%(100人中、16人)。 およそ、6人に1人
こっちも多いなぁ...!
恐ろしすぎます!
自宅、畳の上では亡くなれないということなんですね...。
こちらも年齢別にみてみると、
と、55歳以降で急激に増えていっています。
55歳とかだと、まだまだ働きざかり、子育て中の方も多かったでしょうに、気の毒なところです(´;ω;`)ウッ…
こんな現実をつきつけられたら、将来への不安が増大しちゃいそう(>_<)
ガン撃退失敗=0.35%と仮定して話をすすめていく
ガンの発症確率がべらぼうに高かったですが、急に大きなガン細胞ができるわけではないでしょう。
▶わたしたちは、毎日5,000個のガンが作られている
私たちの身体のなかでは、毎日毎日、5,000個ものガン細胞がつくられているといわれています。
むっちゃ、多いやん!
しかし、そうやってガン細胞がつくられていても、ガンになっていないのは、身体の防衛反応によって、自分の身体が守られています。
非常にありがたいことですm(_"_)m
身体の免疫さん、免疫くんたち、ほんと感謝やでー。
ただし、身体がよわっている、免疫力が落ちている、免疫力がガン細胞をみすごしてしまった等で、退治しそこねたガン細胞がいた場合...
①ガン細胞が、細胞分裂で増殖していく
②防衛反応でガン細胞をせん滅しきれなくなる
③ガンを発症する
④身体症状がでる(*1)
ということなんでしょう。
おそろしやー。
(*1)すい臓がん等、身体症状がでない、タチのわるいガンもあります。
▶40~80歳までの40年間で、試算してみる
ここでは、ガンの発症が増える、40~80歳の40年の間、日々のガン細胞のせん滅に失敗する確率は、どのくらいなんでしょうか?
この数値はわかりません!
ここでは、年齢調整らかん率(10万人中354人がガンを発症した)をもとにして、0.35%と仮定してみます。
※高齢になればなるほど、この率も高くなっていきますのであくまでも仮試算であることをご了承ください。
<計算>
40年間 × 365日= 14,600日
14,600日 × 0.35% =51日
およそ、
1.5ケ月、ガン細胞のせん滅に失敗する可能性がある。
51日って多いぞ!
こうして、せん滅を逃れたガン細胞が生き残っていった結果として、2人に1人がガンになってしまっているということなんだろうな...。
▶そういえば、0.35%って意外と普通に当たったりするしなぁ
ちと脱線します。
0.35%って聞くと確率が低いように感じますが、意外とその確率って当たったりしませんか?
パズドラでガチャを1回引いてみたら、確率0.64%のキャラがでてきたんです。(確率はほぼ倍ですけど、低い確率のキャラを引いたよということで)
レアなキャラを当てるぞ!
と思ってガチャすると、ほとんど当たりをひかないんですよ!
むしろ同じものばかりでてくるとか(;^ω^)💦
ただ、
なんでもいいやー、どうせでないだろ!
みたいな感じで引くと、意外とレアなキャラを当てることができてるんです(*^_^*)
たとえが不適切かも知れませんが、ガン細胞みたいな、ある意味いらないもの、欲しくないなー、
「毎日キチンとせん滅してくれよ!」
とおもっていると、それが外れてせん滅しそこねる。
「0.35%?こんなの来ない来ない!」
とおもってると、ガン細胞を引き当ててしまう...
みたいなことがありえる、と思ってますので、気をつけないといけないなーと。
自戒をこめる意味でしたー。
大腸ガンと、他のガンは大きな違いがあるんですよ
今回のメディア報道で気になった点が1つ。
それは、大腸ガンとそれ以外のガンでは原因が大きく異なるという点。
そして、大腸ガンは、男性、女性ともに増えているということ。
▶大腸がんの原因は、食生活の乱れ?
がん統計・総合解析研究部の片野田耕太部長いわく
「細菌やウィルス感染が原因になる胃や肝臓のがんが減少傾向にある一方、大腸がんは増えている。生活習慣の影響が大きいのではないか」
(引用元)SmartNews(毎日新聞の記事)
とのこと。
生活習慣の影響といわれても、曖昧模糊としていてなかなか難しいぞ。
具体的にどうしたらいんだろうか?
と調べていくと、
大腸がんのリスクを高める食物としては、動物性の高脂肪・高たんぱくに偏った食事、繊維食の不足などがありますが、直腸がんではビールがハイリスクであるという報告もあります。 また、肥満も大腸がんの原因に関わるものとされています。
とのことで、大きく3点原因を示してくれました。
原因の3つ、
①バランスの悪い食事
②毎夜の晩酌
③中年ぶとり
どれも思い当たるところがあります(;^ω^)💦
▶ガン患者はますます増えていくとの予測が...
今回の発表は、87万超えでしたが、2018年の患者数は100万人を超えると予測されています。
今回の報道は、
ガン大国=日本
にならないようにするためにも、生活習慣を見直す時期ですよ!という警鐘を鳴らしてくれているのだと感じています。
ガン患者増加の裏には、高齢人口の増加という背景があり、難しいのかも知れませんが、なんとかしてガンになる人が少なくなる世の中を望みます。
ガン細胞を残さず、せん滅するための兵隊を増やしてあげましょう
今、
・インドール3カルビノール(I3C)
・3.3ジインドリルメタン(DIM)
とよばれている物質が、ガンの予防薬として研究がすすめられています。
食べ方を誤ると野菜が発がん性物質に!?:日経ウーマンオンライン【ホリスティック美女講座】
2つとも、聞きなれない、いや、一度も聞いたことがない名前ですが、この2つとも、ごくありふれた野菜から摂ることができるんです♬
それは、
①ブロッコリー
②小松菜
③白菜
等のアブラナ科の野菜です。
最近、僕のなかのマイブームで、小松菜をよくとってるんですが、ガン予防にも効果的だったとは!なかなか嬉しい情報♬
▶効率よく、兵隊を増やしてあげましょう!
ここでのキーワードは、
スプラウト(スルフォラフォン)
です。
スプラウトは、赤ちゃんのこと。
ブロッコリーの赤ちゃん(新芽)には、大人のブロッコリーとくらべて、およそ7倍のスルフォラフォンが含まれています。
💛のかたちで、かわいらしい(*^_^*)
この赤ちゃん(スルフォラフォン)が、身体のなかでガン細胞と闘ってくれる兵隊(酵素)を増やしてくれるんです♬
小っちゃい兵隊さん(スルフォラフォン)をいっぱい摂って、身体をまもってもらいましょう♬
野菜と果物のみの、ガン予防ドリンクをつくってみた(*^_^*)
ブロッコリーのスプラウト、小松菜のイソチオシアネート。
ともによく噛んで、細胞をつぶしてつぶして食べることが、ガン細胞と闘ってくれる兵隊さんを増やすコツです♬
また、ともに生で食べる方が、よいといわれています。
じゃあ、ジュースにして粉砕して飲むのが一番効率的やん♬
ということで、ジュースにしちゃいましたー。
【材料】
スーパースプラウト(*1)× 半分
小松菜× 1束
バナナ× 1本
梨× 1個
オリーブオイル(*2)× 10cc
レモン汁× 10cc
(*1)普通のスプラウトの8倍といわれています
(*2)小松菜に含まれている、βカロテン、ビタミンEの吸収をアップさせるために
上記材料を細かく刻んで、ミキサーにかけます。
いつもよりも、よーく混ぜ合わせました
見た目は青汁なので、抵抗を感じる方がいるかもしれません。
大丈夫ですよ♬
時々、青汁感を感じるくらいで、ほとんど梨&バナナジュースです(*^_^*)
▶どのくらい摂ったらいいの?
ガン予防として、摂取する場合、
1日=小松菜1束でよいといわれています。
このくらいだったら継続できそうですよね。
スプラウトの場合だと、
スルフォラファンの効果は3日間持続するので、2〜3日に1度お召し上がりいただけば効果を維持することができます。
で2,3日に一度食べればいいといわれています。
小松菜をつかったジュースレシピは、下記でも紹介していますので、是非ご覧になってください(*^_^*)
【小松菜を使ったレシピ】
【梨、シャインマスカット、ピオーネ】季節のフルーツをつかってジュースをつくろう♬【うつ状態にも効果あるよ】 - まさか、自分がウツになるなんて!
欲張りすぎた? 不整脈予防&免疫力UP&うつ対策ドリンクをつくってみた。 - まさか、自分がウツになるなんて!
まとめ
スマニュー記事をキッカケにして、ガンについて調べた&つくってみたことを整理しました。はい、自分のノート📓がわりです(;^ω^)💦
これから、寒くなってきて、鍋がおいしい季節がやってきます(*^_^*)
鍋といえば、白菜♬
白菜もアブラナ科の野菜です。
おいしく鍋をたべつつ、身体も健康にしていきたいなぁと感じています♬
おわり
今日もありがとうございました。
それでは、また。
でつノ