まさか、自分がウツになるなんて!

43歳男性、会社員(SE)が、仮面うつと診断されるまでの経緯、治療方法、健康回復にむけてやっていることなどを紹介いたします。 自分はウツとは関係ないと思っている方に、是非読んでいただきたいです。

まさか、自分がウツになるなんて

数多いブログのなかから、このブログをみつけて下さってありがとうございます。

f:id:kamenutsu:20181023184552j:plain
 
みなさん、ウツってどんな症状だと思いますか?
1.抑うつ気分
 ①気分が落ち込む、特に朝の抑うつ気分が強い
 ②悲しい気分になる
 ③憂うつだ
 ④何の希望もない
 
2.意欲の低下
 ①今まで好きだったことや趣味をやる気になれない
 ②友人や家族と話すのも面倒だし、話していてもつまらない
 
上にあげているようなものがウツ症状だと思っていたのです。
ぼくの身体にでていた症状は、次のようなものでした。
【自分の症状】
・胸に時々激痛が走り、睡眠中であっても起床して脂汗をかくくらい。
・睡眠時間が浅く、就寝後、2、3時間で眼がさめてしまう。
・就寝中、夢をみていることが多く、熟睡感がない。
・四十肩により肩がいたく、腕を上にあげる動作や着替えに苦しんでいた。
 
上記のように身体の痛みがほとんどであり、「抑うつ気分」や「意欲の低下」といった症状は感じていなかったため、まさか、自分がウツになるなんて、想像もしていなかったのです。
日々の食生活においても、血液検査の結果と体重の増減を参考にして、栄養バランスに気を付けていた生活を送っていたつもりなので、日々の生活も改善点はないと思っていたのです。
 
身体の痛みの原因をつきとめるために、各種病院を転々としたあげく、仮面ウツと診断されたのです。

f:id:kamenutsu:20171221115407j:plain

【仮面うつ】
仮面うつ病とは簡単にいうと、「他の症状という仮面によって、うつ病本来の症状が見えにくくなっているうつ病」です。その本質はうつ病なのですが、一見するとうつ病以外の疾患に見えやすく、他の病気だと誤診される可能性の高い疾患です。
 
仮面うつと診断されたときは、身体の不調の原因がわかって嬉しい気持ちと、「あー、自分もウツになったんだ」というなんだかやるせない気持ちと人生に挫折したような喪失感がありました。
 
しかし、職場を休職して治療をすすめていくなかで、ウツになるべくしてなったんだと思わせてくれる性格、考え方への気付きを得ることができ、仮面うつになったことは、自分の成長すべき課題・ポイントを知ることができたという点でよかったのではないかと思えるようになってきました。
 
あたかも、人生という長い長い道路のなかで、アクセルとブレーキを踏み分けるように、一時的にサービスエリアでオーバーヒートを冷やしているような、自動車(自分)の故障を修理して、より安全な状態で走りだすことができるようになるための必要な休止時間なんだ、と思えるようになってきました。
 
このブログでは、ウツに関するテーマで投稿していきます。
自分はうつとは関係ないと思っている方、自分はうつかもしれないと思っている方、身内や同僚にうつ症状の人との接し方に困惑している方、ウツになるタイプの実例を知りたいなど、心と身体の健康に気をかけている方に是非、読んでいただきたいと思っています。 
【投稿予定】 
・自分が仮面ウツと診断されるまでの経緯
・仮面うつの身体症状、精神症状はどのようなものか
・ウツを克服するためにやっていること
①マインドフルネス
②食事
③運動
④服薬
・治療中の身体、精神症状の変化について
・身体、ストレスとウツの関係
・仮面うつになったことのメリット
・心理学について
 
 このブログがウツで苦しんでいる方へのヒントとなり、将来うつになる可能性があった方の予防策となることができれば、このうえない幸せです。
 
読んで頂いて、ありがとうございました。