■はじめに
現代社会では、書籍、新聞、雑誌、ネット情報、知人との会話、テレビ等々、大量な情報社会となっています。みなさんは情報の取捨選択や、情報を取り入れるスピードを向上させたいと思ったことはないでしょうか?また、能力向上に向けて何か取り組まれていることはありますでしょうか?
私は、ディープラーニング検定の興味と取得、趣味の読書・将棋の読むスピードアップ、うつ病経験からの「心理学」への興味・学習と、やりたい事が色々あるのですが、処理スピードがなかなか向上しないため、単位時間あたりの能力をあげるために、無料の速読トレーニングを受けてきました。
速読トレーニングを受けた結果、副産物としてうつ病の効果が感じられたため、それを書いていきたいと思います。
■速読トレーニング
速読自体は昔から興味があり、書籍での独学で試したことはあったのですが、スピードアップの効果をあまり感じられなかったので、独学トレーニングを放置していました。
最近、テレビで速読トレーニングをやっている番組をみて、驚異的にスピードアップしていた方に刺激をうけ、番組で紹介されていたトレーニングを少し試しただけでも、読書スピードが向上したため、「独学ではなくきちんとした指導者について訓練すれば速読はできるんだ」とあらためて速読への熱意が向上した自分でした。
NHK Eテレ テストの花道 ニューベンゼミ - 長文問題に有利!驚きの“速読”トレーニング(2017年10月9日)
そこで番組で紹介されていたような、トレーニングを受けることができるところを探すと、SP速読学院のサイトでテレビ番組と同様のトレーニングができたのです。
そのトレーニングで、「自分の読書スピードの把握」からはじまり、各種トレーニングを経て、最後に読書スピードの確認を行ってみた結果、
[トレーニング前]1,100文字/分
[トレーニング後]1,717文字/分
と30分間程度、試しにやってみただけでも読書スピードが1.56倍に向上していたのです!また、『教室で無料体験できる』ことが魅力的だったため、早速、申し込んだのでした。
■SP速読学院での無料体験
無料体験では先生とのマンツーマンで、1時間20分にわたり指導して頂いた結果、自分でも信じられないくらい、読書スピードが向上したのです!
~読書スピード~
[トレーニング前]1,900文字/分
[トレーニング後]2,850文字/分
計測するために使用した書籍は読みやすい本(「ブランコのむこうで」著:星新一)を選んでいたため、トレーニング前からかなりのスピードがでていましたが、ここでもトレーニング前後で1.5倍のスピードアップをだすことができました。
最後の方は、読もうとしなくても勝手に頭のなかにはいってくる感じが気持ちよかったですよ。
なんかSP速読学院の宣伝みたいになってますが、自らの脳の可能性はまだまだあるんだと実感できた有意義な時間でした。
この結果から、継続して教室でのトレーニングを受けたかったのですが、インプラント手術を控えていることと、お財布の事情が厳しいため、このブログを書いている現在、悩み中です。
■うつ病への効果は?
うつ病への有効な対策として、マインドフルネスがいわれており、”いま、ここ”の状態(呼吸や身体の感覚)に意識をむけることで、感情の波に押し流されないようにすることで抑うつ状態の改善を図ることが目的だと感じています。
速読のトレーニングを通して、自宅でのサイトを利用したトレーニング、教室でのマンツーマン指導ともに、トレーニングを行っていた時間は、過去への後悔や、未来への不安等のネガティブな感情が入り込む隙間がなく、トレーニングに集中できていました。
「慣れていないことを行ったため集中できた」ことも否めません。「慣れてくると集中力が散漫になる可能性」も考えられますが、なにはともあれ集中できていた時間は、体調や気分の状態が気にならず、没我できていたため、マインドフルネスでいうマインドフルな状態になっていたのではないかとおもっています。
マインドフルネスで”いま、ここ”に集中するといっても、なかなか難しかったりするのですが、速読トレーニングという方法で”文字、画面、書籍”に集中できるのであれば、速読はマインドフルネスと同様の効果があったのではないか。と感じています。