どうも、こんばんは。
5~6年程前にピロリ菌を除菌してから、ストレスによる胃痛や食欲不振から解放されたわたくしです。
先日、*ぽこあぽこ*さん(id:poko-a-poko)がピロリ菌をテーマに、ピロリ菌を除菌する意味について興味深い考察をされていました。
自分自身、ピロリ菌を除菌することによるメリットとデメリットは両方ありました。
まぁ、その感じているものは、医学的に検証されたものではなく、プラシーボ的なものも多分にあるんだと思います。
それでも、思うところ、感じているところを書いてみようと思います。
ピロリ菌を除菌しようかどうか?悩んでいる方にヒントになれば幸いです。
ピロリ菌を除菌するメリット/デメリット
一般的にいわれているメリット/デメリットと自分が体感しているものをあわせて書いていきます。
ピロリ菌を除菌したことで得られたメリット4点
除菌したことで、得られたメリットは4点あります♬
- 胃潰瘍、胃ガンの発症リスクが低減される(※1)
- 健康診断(バリウム)で慢性胃炎といわれることが少なくなった(※2)
- ストレスで食欲不振になることがなくなった(←図太くなっただけかも💦)
- 定期的に悩まされていた、腹部の不調から解放された♬(←プラシーボ?)
この4点です。
胃潰瘍、胃ガン、慢性胃炎、食欲不振、腹部の不調といった、身体疾患から解放されたのはかなり嬉しいポイント(*^_^*)
ここで大事なポイントは、ピロリ菌を除菌したからといって、胃潰瘍や胃ガンのリスクが完全になくなったわけではないというところ...。
当時の医師いわく、
ピロリ菌を除菌したからといって、これから一生涯、胃潰瘍、胃ガンのリスクから解放されたわけではないよ!5-6年に一度は定期的に胃カメラを飲んでみてね(ニッコリ)
げ、マジかよ!また、あの苦しい胃カメラを飲むのはキチーナー(心の声)
というところ。
そして、次に飲むのは5-6年後だから、その時に考えればいいかと思ってたのですが、その機会は案外早くやってきてしまいました...。
バリウムによる、健康診断の結果、
①食道胃接合部*隆起性病変の疑(簡単にいうと、逆流性食道炎の疑い)
②幽門前庭部全体びらん性胃炎(簡単にいうと、慢性胃炎の疑い)
というどちらも聞きなれない疑いをかけられてしまい、それの精密検査の結果、内視鏡検査を受けることになってしまいました。
で、その飲みたくない胃カメラを飲んだ結果、どちらも異常なし!
長年、ピロリ菌をお腹に飼い続けていたため、その時にピロリ菌に侵され続けていた名残りが残っているだけということでした。
そして、その名残りは一生消えることがなく、毎年健康診断(バリウム)の度に、疑いをかけられることがあるよと...
なんやねん!
バリウムだけでもキツイのに、バリウムからの胃カメラなんて、そんなコンボいらんぞ!今度、健康診断(半日人間ドック)を受けるときは、追加料金を払って最初から胃カメラを飲もうとおもった、約10ヶ月前のわたくしでした。
胃カメラ(内視鏡検査)を受けるさいの手順の流れと、楽に検査をうけるためのヒントについて自分のおもうところを次の記事に記しています。
ご興味のある方はご覧ください。
と、ピロリ菌を除菌してからも、変な疑いをかけられることがありましたが(同じくバリウムを飲んでも正常で済んだ年もあります)、主観的な腹部の不調からは完全に開放されています♬
ピロリ菌を除菌したことで、ストレスセンサーが働かなくなったかも?
つづいては、ピロリ菌を除菌したことによるデメリットです。
- ストレスセンサーが働かなくなる!
の1点です。
ピロリ菌を飼っていたときは、ストレスによる食欲不振と腹部不調に悩まされていたのが悩みの種でしたが、除菌することによって、その2つから解放されて万々歳な日々を送っておりました。
一見いいことのように思っていたのですが、落とし穴がありました!
それは、過剰に無理をしてしまうんですよ(;^ω^)💦
今までだと、食欲不振や腹部の不調といった疾患がでてきたら、「あ、自分は無理をしていたのかな?ストレスを受けていたのかな?」と自分を振り返ることができ、行動や考え方を振り返るキッカケになっていました。
が、そのキッカケがなくなったことで、「まだまだ、大丈夫!」という過信が生まれてしまうという点です。
その結果、食欲不振、腹部不調といった身体の防衛反応(ブレーキ)が効かなくなり、腹部不調以上の身体疾患を引き起こしてしまう可能性があるという点です。
この推察は、あくまでも推察であり、ハズレている可能性は大いにあると思います。
ただ、
自分自身、昨年、原因不明の胸痛&喉のつかえからの、仮面うつ病(精神性疼痛障害)を発症していますが、それは、ピロリ菌を除菌したことによる弊害の1つだったのではなかろうと感じている次第です。
先述した、*ぽこあぽこ*さんの記事中でも、
ピロリ菌と胃がんの関係性のみにズームした場合、排除することがいちばん望ましいのは間違いありません。
ですが
はたしてそれが人体全体のバランスを考えたときに不都合を起こす可能性がないのか?
という問いかけに対しては
正直、なきにしもあらずと思ってしまいます。
と述べられている通り、ピロリ菌を排除することによる弊害はある!
というのがわたくしの考えです。
まとめ
ピロリ菌を除菌する功罪について思うところを書いてきました。
メリットとデメリット両方を体験している自分としての結論は、
除菌してよかったです。
父方の家系で、胃ガンになっている方が何名かいます。
その方々の発症原因がピロリ菌によるものだったのかどうか?は定かではありませんが、その胃ガンを発症するかも知れないリスクを排除できたことは大きなポイントの1つだと思っています。
また、仮面うつ病の発症は大きな不運の1つでしたが、休職中に勉強した認知行動療法を通して、自分自身の考え方のクセに気付くことができたのは大きな成長のよすがだったと思っています(*^_^*)
ある意味、自分を磨くための砥石として存在してくれた、仮面ウツに今では感謝しているくらいです(*^_^*)
古来より、「人生はあざなえる縄のごとし」といわれています。
長年生きていると、人生いいことも悪いことも両方経験してきました。
その1つ1つが、今の自分をカタチづくってくれていると思うと、人生にとって無駄なことはないんだなと思っている次第です。
専門家ではない素人の自分の体験談を踏まえて、ピロリ菌の除菌についておもうところを書いてきました。
ピロリ菌の除菌有無について悩んでいる方にとって、なんらかのヒントになれば幸いです。
おわり
今日もありがとうございました。
それでは、また。
でつノ