昨日1月8日は、久しぶりに気分が悪かった。
それはナゼか?
その理由はハッキリしている。
終日、天候が悪かったからだ....。
健康な方からしたら、
「天候で気分が悪くなるなんて、気の持ちよう」
「勝手な思いこみ」
といわれるかもしれない。
しかし、どう前向きに考えようとしても、天候との相関関係はないものと思おうとしても、気分が悪いものは悪いのだ。これは、経験者にしかわかってもらえないと思うのだが、うつ病、自律神経の乱れを経験されている方、また乗り物酔いしやすい方には、ぼくの気持ちがわかってもらえると思っている。
しかし、ものは考えようで、体調が悪いことで、この記事を書けているため、悪天候と気分の悪化に感謝しないといけないのかも知れない。
と、今日も前置きが長くなったが、雨の日の過ごし方として、体調と気分が悪いなりにどう過ごしたらマシに過ごせるのかを書いてみたいと思う。
悪天候で気分がわるくなるのは科学的原因がある
前置きで、悪天候=気分の悪化について書いたが、これにはれっきとした科学的根拠がある。
【悪天候で体調が悪くなる理由】
- 照度の不足
- 低気圧による自律神経の乱れ
雨天時の明るさではセロトニンが足りない?
まず、照度の不足からみてみよう。
自律神経のバランスを調節して、気分よく生活するためには、朝、2500ルクス以上の明るさを浴びてセロトニンを生成する必要があるといわれている。
明るさの単位を示すものとして、ルクスが使われており、天候と場所の目安は以下の通りとされている。
場所/状況 照度の目安 晴れ/屋外 約100,000ルクス 曇り/屋外 約10,000ルクス 雨/屋外 約5,000ルクス 晴れ/屋内 約2,500ルクス オフィスの照明 約1,000ルクス 住宅の照明 約500ルクス
雨天時でも屋外では5,000ルクスと、必要な明るさがでているらしいが、僕の実体験では、雨のなか、無理してベランダにでたり、散歩をしてもなかなか気分がよくならないのが実状だ。
僕にとっては、気分よく生活するためには、5,000ルクスでは足りない身体なのだろう。
低気圧で自律神経のバランスが乱れる
次に、明るさ以外の要因として、低血圧もとい、低気圧が関係しているのだ。
人間の身体は、気圧の変化によってもストレスを感じているのだが、特に低気圧の場合、自律神経が過剰に反応してしまい、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうことで体調の変化がでてしまうといわれています。
悪天候以外でも、飛行機に乗ったり、高層ビルの上の方にいくと、耳鳴りがするというのも、同じ低気圧が影響しているようです。
天候に弱い身体を克服する方法
自分の体調が天候によって左右されやすいという方、乗り物酔いしやすいという方、もしかしたら、気象病かも知れません。
その場合、うつ病や自律神経失調症といった重度の症状になる前に、早めの対処をした方がよいと思われます。
自分でできるマッサージとして、以下のものが紹介されています。
気象病がつらいという人は、下の(1)~(4)のマッサージを1日3回、痛みの出ない程度の力で行ってみてください。
(1)耳を上下横に5秒ずつ引っ張る
(2)耳の横の部分をつまみ、軽く引っ張りながら後ろに向かって5回ゆっくり回す
(3)耳の下に親指を当て、上に人差し指を当てて上下に折り曲げる。この状態で5秒キープする
(4)耳全体を手で覆い、後ろに向かって円を描くようにゆっくり5回回す
上記、マッサージでも改善しないという方は、最近、愛知医科大学で天気痛外来というものができているようです。そこで診察してもらってみては如何でしょうか?
気分がわるいときは、悪い自分を受け入れる
僕の場合、朝、起きたときから、頭痛と気分の悪化により、なかなかベッドから起きだすことができませんでした。
ベッドでゴロゴロしている間も、いつもの自分でない自分にいら立ちを感じ、ルーチンワークがこなせない自分に、腹立たしいおもいを抱いていました。
しかし、マインドフルネスの効果がでてきているのか、仮面うつ病の改善のためにはじめている、改善活動(朝の日光を浴びる、ラジオ体操をする等)が反対に、ルーチンワークとして義務感のように自分を苦しめていることに気付くことができたのです。
「無理をしない、焦らない、楽観したり悲観もしない、素直に今の状態を受け入れよう」と思い、夜の寝つきをよくするために、二度寝や昼寝を控えていたのですが、今日は体調を回復するためと割り切って、
・二度寝
・録画していた番組をみる
・積読(つんどく)になっていた本を読む
・昼寝とダラダラと過ごしました。
動ける範囲でできることをする
自分を責めず、ダラダラとすることで、気分が回復してきたので、夕方以降、リズム運動をしようと思い、外出してきた。
- 氏神様へのお参り
- ファイテンでボディケア、スタッフとの雑談
- 夕食の買い出し
- 自宅マンションの階段の上り下り
- ちょっと贅沢なお寿司で夕食
- ブログ作成(この記事です)
外出した当初は、氏神さまへ参拝だけして、帰宅するつもりだったのだが、悪天候とは裏腹に次第に気分がよくなってきたため、色々とできる範囲のことをやっていったのだ。
それと、夕食はお寿司でプチ贅沢をすることで、気分がさらに良くなり、いつもと変わらない程度まで回復することができたのだ。
どうしても動かないといけない理由があるときは?
とはいっても、寝込むわけにはいかず、朝から動かないといけない日もあると思います。
その場合、
①背中を温める
②お風呂でゆっくりと身体をあたためる
③ゆっくりした動作と呼吸を心がける
悪天候で体調がいまいち、でも出かける予定がある。そんな時に、自分が試したこと。 - まさか、自分がウツになるなんて!
を意識してみてください!
寝込むよりも早い回復を実感できますよ♬
注意点は、くれぐれも焦らないことです(*^_^*)
まとめ
悪天候による体調悪化による、体験談をつらつらと書いてきました。
これをまとめると次のようになります。
- 悪天候で体調が悪化するのは仕方がないと受け入れる
- 体調が悪い自分を責めない
- 身体が欲していることを素直に行う
- 動ける範囲でできることをする
- 自分の食べたいものを食べる
自分にとって、甘い甘いことを書いていますね(苦笑)
ですが、結果的にこれが有効な回復策となっています。
自動車に例えれば、定期的にサービスセンター、パーキングエリアで小休止するように、体調の悪い日は無理をせず、身体と心を休めて長い人生を乗り切っていこうと思えた一日でした。
悪天候、体調悪化、ばんざい!