まさか、自分がウツになるなんて!

43歳男性、会社員(SE)が、仮面うつと診断されるまでの経緯、治療方法、健康回復にむけてやっていることなどを紹介いたします。 自分はウツとは関係ないと思っている方に、是非読んでいただきたいです。

アマーティちゃん(牝3歳)の悲劇は防ぐことができなかったのか?競争中止/AED/馬体検査について思うこと

2019年1月12日 中山競馬場で行われた、フェアリーステークス(GⅢ)に出走した、アマーティちゃん(牝3歳)がゴール直後に倒れてお亡くなりになる、悲劇がおきています(T_T)

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(画像の引用元)【フェアリーS】大差で最下位に敗れたアマーティはゴール後に急性心不全で死す(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 

その後、検査の結果、死因は「急性心不全」だったといわれています。

心臓が全身に血液・酸素をおくり届ける力が弱まってしまった結果、起きるのが心不全です。

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(画像の引用元)心不全の病態生理|急性・慢性心不全の病態を理解しよう! | 看護に役立つ【ナース専科プラス】

 

心不全だったということは、レース中すでに心臓は異常をきたしていたはずです。

全身に血液・酸素をおくることが困難になり、走行中は大変苦しかったと思います。

 

そんな苦しい中、それでも、

レース中は倒れることなく、

騎手を振り落とすことなく、

懸命にゴールまで走りきって、

騎手が下馬してから倒れたアマーティちゃん。

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(画像の引用元)黄色のもふもふを愛するぺんぎんさん🐧 on Twitter: "#アマーティ 元気な姿を覚えていてください。… "

 

レースを全うしたいという責任感。

騎手を振り落として、ケガさせてはいけないという優しさ。

この2つにあふれた、とても優しい女の子でした。

 

まだ3歳と若く、まだまだこれからというお嬢さんだったにも関わらず、このような悲劇が起きてしまったことが悔やまれます。

アマーティちゃんのご冥福をお祈りいたします(-人-)

 

僕のなかでこのショックは大きかったです。

今から21年前に起きたサイレンススズカの故障事故以来のショックです(T_T)

www.youtube.com

 

サイレンススズカの事故(骨折⇒安楽死)をうけて、JRAはこういった悲劇は起きないようにしてくれていると思っていました。

 

なのに、なぜこんな悲劇が起きてしまったのでしょうか?

 

途中でレースを中止することはできなかったのか?

フェアリーステークスでは、3コーナで手ごたえが悪くなり失速と報道されています。

パトロール映像によると、残り600m地点から急に失速しているのが見てとれます。

www.youtube.com

 

フェアリーステークスのコースは、次のようになっています。

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3コーナーということは、ゴールまで800m近く残っていた状態で騎手はおかしいことに気付いていたということになります。

 

だったら、途中でレースをリタイアすることはできなかったのでしょうか?

 

騎手は、鞭をうたず、手綱を緩めていたといわれていますが、それでもゴールまで走り切る前にとめてあげる。

そして、快復・手当に充てることはできなかったのかと感じてしまいます。

 

馬用のAEDはないのか?

ゴール直後、JRAの診療所に運んだものの、手の施しようがなかったということです。

 

急性心不全の原因は色々とありますが、もし、アマーティちゃんの原因が、致死性不整脈だった場合は、AEDを使うことで命は救えたのかも知れません。

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馬用のAEDは存在するのでしょうか?

診療所に運ぶ前に、AED手当はしてあげたのでしょうか?

 

もし、馬用のAEDがないというのであれば、尊い命を救う手立てのひとつとして、是非、検討してみていただきたいと願っています。

 

レース前に病気やストレスはかかっていなかったか?

急性心不全の原因として、

  • 風邪
  • ストレス
  • 過労
  • 急な薬の中断

等がいわれています。

 

心不全の兆候として、

  • 手足の先が冷える
  • 血色が悪くなる
  • 体重増加
  • 足の甲やすねにむくみ
  • 食欲が落ちる
  • 尿の量が減る
  • 安静時も息苦しさを感じる
  • 中指の激痛

があるといわれています。 

 

参考にさせて頂いたサイトはこちら。

www.msn.com

 

競走馬は、出走前に馬体検査を行っていますが、そこでアマーティちゃんの異常や兆候は本当になかったのでしょうか?

(自分自身、今の胸痛喘息をなかなか診断してもらえなかった経緯もあり、本当に正しく診察できているの?という疑義を持ってしまいます)

 

急性心不全の兆候を100%未然に防ぐことは難しかったとしても、怪しい兆候がみられる馬は出走取り消しにするという選択も大事だろうと思うのです。

 

以上、ここまで、アマーティちゃんの悲劇をうけて思うところをつらつらと述べてきました。

 

JRAそして、騎手の方は、今回の件を教訓として、同じような悲劇が起きないような対策を考慮いただけることを願います。

 

おわり

今日もありがとうございました。

それでは、また。

でつノ