今度の週末3月3日(土曜日)は、ひな祭りですね。
娘さんのいるご家庭では、ひな祭りのつくりお祝いをされると思いますが、そこでお子様と一緒に、”おこしもの”をつくってみてはどうでしょうか?
え?おこしものを知らない?
なんですってー!
と、いいながら僕も今日、デイケアのメンバーから聞いて初めて知ったんですけどね。
今日は、”おこしもの”についてのお話です。
「おこしもの」ってなーに?
おこしものを教えてくれた方によると、
おこしものは、ひな祭りにつくって皆で味わう和菓子のひとつ。
その和菓子は串がささっていて、正月のお餅のように、砂糖醤油につけて美味しく頂くとのこと。
(画像の引用元)おし餅(おこしもの、おこし餅) レシピ|【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立を探そう
うん、和菓子、お餅、砂糖醤油。
話しを聞いているだけで、美味しそうだ(●^ー^●)
ただ、デイケアのメンバー、老若男女10名程に聞き取り調査しましたが、知っている方はごくわずか。
若い方に対して伝統文化が伝承されていないだけかとおもいきや、ひふみんと同じ年齢のおじいちゃんも知らない、若い方も当然のように知らない。
知っている方は、僕と同年代のご婦人数名のみでした。
ネットで調べてみると、
愛知県(尾張・三河)の一部地域で、昔から桃の節句(端午の節句の場合も)に供えられた、伝統的なお菓子です(呼び方は色々「おこしもん」「おこしもの」「おしもち」「おこしもち」「おしもん」)
とされており、愛知県のなかでもごく一部の地域でのみ行われている行事のようです。
▼おこしものの由来
なぜ、一部の地域だけでしか行われていないのか?
愛知県全域、全国に広まらなかった理由が何かあったのか?由来を調べてみましたが、発祥の由来はみあたりませんでした。
これは自分自身の勝手な憶測なのですが、昔、砂糖等甘いものがなかなか手に入らなかった時代に、せっかくのひな祭り、お子様、娘さんに少しでも喜んでもらおうとおもった親御さんたちが見た目でも楽しめるようにと、考えだした伝統の和菓子なのかも知れません。
呼び名は、「おこしもの」のほかに、「おこしもん」、「おしもん」、「おこしもち」、「おしもち」とも呼ばれているらしいです。
名前の由来は、諸説あるようで、「木型から起こすから」、「木型に押し付けるから」等といわれています。
前置きはこの程度にしておいて、砂糖醤油で食べる美味しい和菓子の作り方をみていきましょう!
「おこしもの」のつくり方
おこしものの作り方は、超かんたんです。
▼材料
材料はたった3つ。
①米粉(上新粉)
②お湯
③食紅
※食紅はあまったら、桜餅つくりに利用してもいいですね。
桜餅レシピの宣伝をさせて頂こう。
▼レシピ
①ボールに米粉をいれる。
②米粉に熱湯をいれて、生地が耳たぶの固さになるまでこねあわせる。
③こねあわせた生地を型(*1)に入れてかたちを整える
④蒸し器で蒸す。
⑤蒸しあげたものに食紅で着色する。
(*1)型について
伝統のおこしものは、次の写真のように鯛や扇などの型をつかって形をつくっていたようです。
また、現在では、アンパンマン、キティちゃんといった型もでているようです。
(画像の引用元)おこしもの木型探し|旅咲うさぎ
が、こんな型はもってない方がほとんどですよね。
おこしものを知っている方でも、ご自宅にはないとおっしゃっていました。
こういった型がなくても、簡単につくれるレシピを紹介いたします。
-蒸し器がないわという方は
おこしものをつくりたいけど、蒸し器がないわという方もご安心を。
フライパンや鍋をつかって蒸す方法を紹介いたします。
まとめ
今日は、愛知県のごく一部に伝わる郷土料理、「おこしもの」の紹介をいたしました。
今年のひな祭りは、土曜日で週末のため、親御さん、お子さん共にご自宅でゆっくりされる方もおおいのではないでしょうか。
お時間に余裕のある方は、ご家族でおこしものをつくって楽しみ、味の感想等で盛り上がりながら楽しいひな祭りを過ごしてみてはいかがでしょうか。
最後に
自分のコメントは少なく、他サイトの紹介にたよったブログ記事は、おそらく今回が初めてです。
はやく紹介したい気持ちが強く、自分で「おこしもの」をつくる前に記事にしたので、自分の意見がほとんど入っていない内容となり、微妙な感じを抱いているのですが、伝えたいことは織り込んだというおもいもあり複雑な心境です。
これからは、ブログの書き方、まとめ方、紹介の仕方について、ワンパターンにならないように勉強していきながら、様々な方法で飽きさせないブログとしていければなと思っています。
今日もありがとうございました。
それでは、また。
でつノ