インプラント手術をうけてから、12日経過しました。
インプラント手術で検索すると、様々なサイトで詳しいことが書かれています。
また、僕も手術の様子とそこで感じたことを書いてきました。
ですが、術後の経過を書いてくれているサイトがほとんどない。と感じています。
インプラントを考えている方にとっては、手術についての詳しい話と同様に、術後の痛み、生活への影響がないのか?等も気になるんじゃないのかな?と勝手に想像しています。
そこで、今日は術後の経過報告として、手術後の痛みや、生活で気をつけた方が良いことなどについて書いていきます。
術後の痛みはいつまで続くの?
手術後の痛みは、多少はあります!
やはり、手術ですからねぇ、全く痛くないことはないです。
僕の場合は、手術当日の麻酔が切れたあとと、翌朝に鈍い痛みを感じて、鎮痛薬(ロキソンニン)を飲みましたが、それっきりで、後は飲んでいないです。
術後の痛みは翌日までです。
その痛みも、「痛くて、何も手につかない!」といったことはなかったです。
上手く譬えているか不明なのですが、
「肩こりが酷いときに、歯の奥が痛んだ経験ってないですか?」僕はあります。
肩こりが酷い時に感じていた、歯の奥の痛みと、術後の痛みが似ている気がします。
そういうときは、アンマ器具やカイロ等で肩こりを解消することで、歯の奥の痛みがなくなっていったのです。
分かりにくいですよね。
表現力が乏しくて申し訳ない.....。
抜糸は痛くないの?
次に抜糸についてです。
手術から、8日後、インプラント手術で縫合した糸を抜いてきました。
抜糸も、すこーし痛いです。
抜糸時も目のうえにタオルを掛けられていたため、詳細は描写できませんが、ここで感じた抜糸の様子を再現します。
①口の中の消毒
殺菌水が20ml程はいったコップを渡されて、「30秒ほど、うがいをしてください」といわれ、言われたとおり、うがいをします。
※僕が通院している歯科医院では、インプラントに限らず、通院の度に行っています。そのため、抜糸のために行っているのか、いつものルーチンワークとして行っているのかどうか?はわからないです。
②糸を切る
親知らず隣のインプラントだった影響があるのでしょうが、口のなかに手をいれて、ほっぺたをグイっと限界近くまで引っ張られながら、小さいハサミで糸を切られました。
糸を切るときに、歯茎にチクッとした痛みを感じましたが、ほっぺたを引っ張られ続けている方が痛いです。
③糸を抜く
糸を切ったあと、ピンセットのようなものでしょうか。
器具で糸をつまんで引っ張られるのを感じます。その際は、歯茎がひきつる感じがして微妙な感じでした。
痛いようなむず痒いような表現しづらい感覚だったのを覚えています。
ここでも僕の表現力の乏しさが...。
これで終わりです。
所要時間は、数分です。
待合で待っている時間の方が長かったです。
食事で気をつけるべきこと
食事は、手術当日の夜と翌朝は、ヨーグルト、パン等の柔らかいものを食べました。
それ以降は、いつもと同じ食事をしています。
お肉等の弾力がある食材を食べるときは、最初の一口をインプラントを入れた反対側の歯で噛むように意識しました。
しかし、意識もそこまで。
2口目以降は気にせず食べてしまっていましたが、全く痛くも痒くもありません。
医師より、「しょうゆがしみるかも知れません」と言われてましたが、全く問題ありません。しょうゆ、ワサビ、辛いラーメン等を術後1週間の間に食べていますが、いずれも違和感なく、美味しく食べれています。
ですので、普段の食生活ではまったく問題ないと思います。
いつも通り食事できます。
「おかき」、「あられ」等の硬いお菓子に注意
ただ、1点、これだけは注意しておいてください。
それは、「おかき」です!
僕の場合、バニラアイスに入っている「そばあられ」を食べた際に、その「あられ」をインプラント部位で噛んだときに歯茎に痛みを感じたのを覚えています。
その痛みもすぐに消えましたが、おかき、あられ等の硬いお菓子には注意が必要です。
手術後の生活で悪影響がでたと感じていること
ここまで、術後の痛みと食事についてみてきましたが、どれも大したことありません。
最後に、インプラント手術をうけて、生活に支障がでたことを書いておきます。
それは、お風呂です。
僕の手術をしてくれた医師からは、入浴の注意はありませんでした。
他のサイトをみてみると、血行が良くなると痛みがぶりかえす恐れがあるため、手術後4日間は、お風呂に浸からずシャワーだけで済ませると良いと書いてあるサイトが多かったです。
そのため、それを律義に守ったのですが、そこに支障がありました....。
支障がでたことは、
①睡眠の質がわるくなった
インプラント手術を行うまでは、自宅のお風呂をミストサウナ状態(*1)にして、身体を芯まで温めて、夜はぐっすくりと熟睡していました。
しかし、インプラント手術後、シャワーに切りかえてからは、睡眠中の途中覚醒により、熟睡感が激減しました。
(*1)ミストサウナ状態
下記方法で、自宅のお風呂を簡単にミストサウナ状態にしています。
②「ねむいねむい病」にかかり、日中、外出する機会が減った
上記①の影響だと思いますが、熟睡感が得られていないため、日中、ねむいねむい病にかかったように睡魔に襲われ、出歩くのが億劫に感じていました。
億劫に感じているだけならよかったのですが、行動にもあらわれて、日課としていた、朝のウォーキング、ラジオ体操がおろそかになっていったのです。
③天候のよい日でも、気分が重く感じる日があった
これも上記①②の影響だと思います。
②で外出する機会が減り、太陽光からセロトニンの補給が減った影響なのでしょう、晴れている日でも、今までと比べて身体が重く感じることが多かったように感じています。
太陽光を浴びていないことは自覚していたため、食事でトリプトファンを多く食べるようには意識していましたが、ダメでした。
僕の身体は、【太陽光 > 食事】となっているようです。
これは、入浴制限を解除して、術後6日目から毎晩、お風呂につかるようにしてからは、上記①②③は徐々になくなっていきました。
そのため、痛みがぶり返すことを恐れて、シャワーにしたことの弊害だったと断言できます!
まとめ
今回の経験を踏まえて、
- インプラントは術後・抜糸も痛くない
- 食事も問題なくできる
が術後の経過報告です。
あと、うつ病を患っている人間としては、
- 入浴によって、睡眠の質を高める大切さ
- 太陽光から得られるセロトニン(幸せホルモン)の大切さ
を痛感することができました。
これからも、インプラント、うつ病とほどよく付き合いながら、生活の質を高めていこうと感じることができた12日間でした。
以上です。
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