まさか、自分がウツになるなんて!

43歳男性、会社員(SE)が、仮面うつと診断されるまでの経緯、治療方法、健康回復にむけてやっていることなどを紹介いたします。 自分はウツとは関係ないと思っている方に、是非読んでいただきたいです。

「パレートの法則」はブログのPV&収益にも当てはまるのか?過去1年間のデータをもとに検証してみたよ

パレートの法則、皆さん、ご存知でしょうか?

別名、80対20の法則ともいわれているアレです。

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復習をかねて、ウィキペディアをみてみると、

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論

働きアリの法則と同じ意味合いで使用されることが多く、組織全体の2割程の要人が大部分の利益をもたらしており、そしてその2割の要人が間引かれると、残り8割の中の2割がまた大部分の利益をもたらすようになるというものである。

経済以外にも自然現象社会現象など、さまざまな事例に当て嵌められることが多い。

と解説されています。

 

うーん、まぁそうなんだけどさぁ、もっと簡単に説明できない?

僕が以前読んだ書籍の記憶をもとに、具体例を挙げてみると、

人生を変える80対20の法則

人生を変える80対20の法則

 
  • 従業員100名の会社で、年間売上10億円だしていたとすると、そのうち、8億円は20名の従業員が売上げている。
  • 1日の仕事8時間働いた場合、仕事の成果のうち8割のできは、20%の時間(1時間36分)で生み出している。

といったところです。

 

図で示してみると、こんな感じになります。

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このパレートの法則をブログに当てはめると、

  • 100記事で、10万PV記録していた場合、そのうち8万PVは20記事でたたきだしている。
  • 100記事で、収益10万円を記録していた場合、そのうち8万円は20記事で生み出している。

といったことになるんじゃないのか?

 

こういったことを、かねてより検証してみたいなと心のなかで温めておりました。

丁度、昨日、ブログ運営開始、一周年を迎えた節目のため、必要なデータはそろっただろうということで、ブログのアクセス数(PV)と収益についても、パレートの法則は適用されているのか?といったことを検証してみました

 

結果は、どうだったのでしょうか?

是非、ご覧ください~。

 

 

パレートの法則は、ブログの世界でも適用されているのか? 

1年間の記事総数+アクセス数+収益は?

過去1年間(2017年12月13日~2018年12月12日)の、記事総数&アクセス数&収益は次のようになっています。

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記事総数=282記事の、20%は56記事(小数点以下切捨て)になります。

 

この全体の20%となる、56記事で、

アクセス数の80%⇒ 252,723ページビュー

収益の80%⇒ 843.35米ドル

をだすことが出来ていれば、ブログの世界でもパレートの法則は適用されるということが証明されます。

 

アクセス数の検証結果⇒ 20%の記事で全体の78%アクセス

各ページ毎のアクセス数は、グーグルアナリティクスの、

[行動]→[サイトコンテンツ]→[すべてのページ]

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で表示される、ページビュー数を元データとします。

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アクセス数の多い順に1~56位までのページビュー数を合計すると、

246,095ページビューとなりました。

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ページビューは、全体の80%には届かなかったものの、78%を叩き出しており、パレートの法則としては当てはまっていると考えていいと思います。

 

収益(グーグルアドセンス)の検証結果⇒ 20%の記事で全体の85%収益

続いて、収益編です。

こちらも、グーグルアナリティクスより、

[行動]→[サイト運営者]→[サイト運営者のページ]

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で表示される、サイト運営者の収益を元データとします。

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収益の多い順に1~56位までの収益を合計すると、

899.12米ドルとなり、

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全体の80%を超えて、85%の収益を叩き出しており、こちらもパレートの法則としては当てはまっていると考えていいと思います。

 

【結論】ブログの世界でもパレート法則は生きている!

これらの結果より、アクセス数(ページビュー)、収益ともに、綺麗な80体20にはならなかったものの、概ね、80%付近に近い値をだしているため、パレートの法則はブログの世界でも適用される!を結論としたいと思います。

 

じゃあ、残り80%の記事はいらないってこと?...にはなりません!

じゃあ、とここで疑問が生じてきます。

それでは、56記事を除いた残りの80%分の記事(226記事)はいらない記事なのか?という疑問がわいてきませんか?

 

その答えは、いらない記事ではない!

必要悪だ!

ということです。

”悪”という言葉が適切かどうかは別ですが(;^ω^)💦

 

冒頭で紹介したウィキペディア先生では、

”上位の20%をのぞいたら、残りの80%のうちの20%が全体の8割を担うようになる”ということが解説されていますが、同様に、80%のものたちを不要なものと考えて除外してしまっても同様の結果になります。

 

どういうことかというと、

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これを期待♬してるんだと思いますが、

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こうは、なりませんよ!

残された精鋭のなかでも、さらに上位2割の存在が全体の8割の成果を生み出すようになりますよ。

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こうなってしまって、売り上げの総量は落ちてしまいますよ。

ということです。

 

半信半疑な方は、実際に試されてみても良いかとは思いますが、これは過去の検証・実験によって証明されており、ブログの世界でも当てはまると思っています。

 

言葉はわるいですが、どんな環境のなかでも、成果を生み出していないと思われる存在がいるように感じるかも知れませんが、それらも上位20%の存在に気持ちよく働いてもらうために必要な存在なんだと考える必要があるんだと感じています。

 

まぁ、実際には、バカとハサミはつかいようの言葉通り、使い方がわかっていない方のせいで、成果を生み出せていない存在だと思われているだけでしょうけどね(*^_^*)

 

おっと、話がすこし脱線しましたが、

ブログにおいては80%の記事、226記事分の努力、そして存在のお陰で、上位20%の記事が頑張ってくれていると捉えて、これからも5記事書いたらそのうちの1記事(20%)当たればいいかな?くらいの精神で続けていこうかなと思っています。

 

まとめ

ブログとパレートの法則の関係について、検証してみました(*^_^*)

たった1年だけのデータで検証とかいうな!という方もいらっしゃるかもしれませんが、この検証結果がブログ運営されている方々にとって、なんらかの参考になればと思います(*^_^*)

 

おわり

今日もありがとうございましたm(_"_)m

それでは、また。

でつノ