咳き込んだときに、「のどちんこ」のあたりにネバネバしたものがでてくることがあります。このネバネバしているものの正体は、痰(タン)なのでしょうか?それとも、唾液(ツバ)なんでしょうか?
病院で診察をうけた際に、
咳き込んだときに、痰はからんでますか?
と聞かれますが、いつもそれが痰なのか唾なのかわかっていなくて、曖昧な返事をしているのが自分です(;^ω^)💦
そこで痰と唾液について調べてみました(*^_^*)
僕と同じように、痰と唾液の違いがよくわかっていない人向けに、この2つの違いと見分け方を紹介します。
痰と唾液は出身地が違います
痰と唾液の2つは、そもそもでどころが違ってました。
▼痰は呼吸器系(肺、気管支)でつくられるネバネバしたもの
肺や気管支でつくられる、ネバネバしたものが痰。
体のなかに入ってきた変なもの(異物)をからめとって、身体の外にだすためにつくられているんですよ☆
口のなかにネバネバしたものがあっても、それを飲み込むことが多かったんですが、これからは積極的に吐き出そうと思います♬
異物くん、バイバ~イ(⌒ー⌒)ノ~~~
ちなみに、呼吸器系のなかでも鼻腔でつくられたものは痰とは呼ばないみたいですよ。
それは鼻水です。
どちらも体内の異物を排出するためにつくられるものだけど、出身地によって名前が違うって面白いですね(*^_^*)
▼唾液は口のなかでつくられるサラサラしたもの
口のなかでつくられる、サラサラしたものが唾液。
主に、次図で示す3か所でつくられているようです。
口のなかを潤して消化をたすけてくれるのが、唾液です。
食事をするときはよく噛んで唾液を一杯出すことで、消化や胃腸の負担を軽くしてあげたいものですね☆
口のなかのネバネバ!これは、痰なの?それとも、唾液なの?
見分け方なんて簡単♬
- ネバネバしているものが痰
- サラサラしているものが唾液
基本はこれでいいです。
ただ、これだけで判別できたら簡単だったんですが....
そう簡単には問屋が卸してくれませんでした。
ストレス等で自律神経が乱れてしまうと、サラサラ唾液がネバネバ唾液になってしまうことがあるようなんです。
そうなってしまうと痰なのか?唾液なのか?違いがわからなくなってしまいますね。
それでは、どうやって見分けたらいいんでしょうか?
見分ける目安はこちらです。
- 咳(セキ)をしたときにでてくるのが、痰
- 寝起き時に喉にへばりついているのが、痰
- ネバネバしているものに色がついていたら、痰
- 風邪のときにでてくるのが、痰
- ハウスダストのときにでてくるのが、痰
- 気管支炎のときにでてくるのが、痰
- 気管支喘息のときにでてくるのが、痰
- タバコの吸い過ぎのときにでてくるのが、痰
- アレルギーのときにでてくるのが、痰
- 肺がんのときにでてくるのが、痰
- 口内炎ができているときにでてくるのが、唾液
- 梅干しを想像したときにでてくるのが、唾液
- ガムを噛んだときにでてくるのが、唾液
僕の場合、
咳込んだときに、のどちんこ付近に感じていたネバネバしていたもの。
おそらく、痰だったんだろうと思います。
痰を公共の場に吐いてませんか?軽犯罪法で禁止されていますよ
口のなかにできたネバネバしたもの、気持ち悪くて早く処分したいですよね。
そのネバネバしたものが痰だった場合は、異物をからめとった結果なので、なるべく身体の外にだしたいですよね。
ただ、痰を道端(公共の場)に吐いたりしていませんか?
その痰を吐く行為、チョットマッター!
マナーとしても悪いですし、軽犯罪法で禁止されています。
日本では、公共の場で痰唾を吐いた者は、軽犯罪法第1条第26号により拘留又は科料に処される[2]。
- 軽犯罪法 第1条
- 左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
- 第26号
- 街路又は公園その他公衆の集合する場所で、たんつばを吐き、又は大小便をし、若しくはこれをさせた者
昨年2017年は、約2,000人弱の方がこの軽犯罪法に問われて、1000円以上、1万円未満の罰金を払っています。
1万円もあったら、もっと有意義なことに使えたろうに罰金で払うなんて勿体ないですよ!
外出中に痰がからんだときは、口にティッシュをあてがう等して公共の場を汚さないように注意しましょうね(*^_^*)
まとめ
痰と唾液について調べてきました。
ポイントをまとめると、
- 肺や気管支でつくられる、ネバネバしているのが痰(たん)
- 口腔内でつくられる、基本サラサラしているのが唾液(つば、だえき)
- 咳き込んだときにでるのが痰
- ネバネバに色がついていると病気のサイン
- ストレスで唾液がネバネバになることもある
です。
口のなかにできたネバネバしたもの。
それはストレスか身体に不純物がはいってきているサインです。
サインに気付いたときは体調管理に気をつけて、悪くなる前に対処していきましょう
今日も読んでくださって、ありがとうございました(*^_^*)