まさか、自分がウツになるなんて!

43歳男性、会社員(SE)が、仮面うつと診断されるまでの経緯、治療方法、健康回復にむけてやっていることなどを紹介いたします。 自分はウツとは関係ないと思っている方に、是非読んでいただきたいです。

失業保険をもらっているそこのあなた、国民年金を払うのしんどくないですか?いっそ、全額免除にしてもらいましょう!

先日、国民健康保険料について、正当な理由で仕事を辞めていることが証明される場合は、毎月の保険料が半額以下にできる可能性がありますよ、ということを述べました。

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今日はその続編です。

テーマは、ズバリ、国民年金

その国民年金を全額免除にしてもらってきた方法を紹介いたします。

 

 

「雇用保険受給資格者証」を持っている人は、国民年金が全額免除にできますよ!

仕事を辞めて、

  • 失業として認めれている人(雇用保険受給資格者証を持っている人)
  • 自分以外に世帯主・配偶者がいない人

上記2条件にあてはまっている人は、国民年金を全額免除にできます!

 

生活に必要なお金に余裕を持たせるためにも、積極的に免除手続きを行いましょう♬

というのが結論です。

 

一般的には、年金を支払うのが困難な方しか免除は受けれないといわれています 

国民年金の免除制度について、調べてみると、

生活保護法による生活扶助を受けている人

障害基礎年金障害厚生(共済)年金の1級・2級の受給権者

生活保護(生活扶助)、障害基礎年金及び被用者年金の障害年金を受けている方は、国民年金保険料が「法定免除」となります。|日本年金機構

のいずれかの条件にあてはまる方が、全額免除をうけれるとされています。

 

また、全額免除以外でも、申請免除として、全額免除/4分の3免除/半額免除/4分の1免除があります。

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(画像の引用元)国民年金ハンドブック

 

が、これらは、前年度所得が一定額以下で保険料を納めるのが困難な場合にのみ認められている制度です。

 

だれも教えてくれなかった、全額免除制度

上記制度は事前に調べていました。

そのため、仕事は退職したものの、上記条件にあてはまらない自分は、対象外です。

つい数日前までは、免除は受けれないと思っていました(;^ω^)💦

 

が、相談するだけ相談してみようと、国民健康保険料の軽減手続きをしたついでに、年金窓口へいってきた結果、なんと!!

あきなすさんは、家計をともにしている人はいますか?

いません!独身の一人暮らしです。

では、全額免除で手続きさせてもらいますね。

えっ!?全額の条件にあてはまってるんですか?

雇用保険受給資格者証をもっている方は、前年度の収入を度外視にして、最大2年間、全額免除できることになっているんですよ(*^_^*)ニッコリ

 おー!なんということでしょう♬

ダメ元で相談した年金の免除相談、まさかの全額免除を勝ち取ることができました!

これは、ハローワーク主催の、失業給付金説明会でもまったく触れられてしなかった内容ですよ。

もっと、幅広く知ってもらった方がいい内容なのではないでしょうか?

 

そのため、今、失業中(*1)の方で生活が苦しいんだけどなと 思いながら、なんとかやりくりして、国民年金を払っているあなた!

役所にいきましょう!

そして、全額免除にしてもらいましょう(*^_^*)

 

本記事の冒頭でも述べましたが、大事なことなのでもう一度いいましたよ。

 

(*1)

失業と無職は違いますので、勘違いしないでくださいね。

失業は、仕事がいますぐできる状態で、仕事を探しているにもかかわらず、職を得られていない方です。

そのため、医師より休養指示がでていたり、健康であっても求職活動をまったくしていない方は、本制度の対象外となります。

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全額免除のメリットについて♬

全額免除にしたら、どういったメリットがあるのでしょうか?

いまさら説明不要かも知れませんが、整理しておきます。

147,060円支出を抑えることができたよ

国民年金の免除期間は、7月から翌年6月までです。

 

昨年9月末で退職した自分は、昨年10月から、今年の6月までの計9ヶ月分が全額免除期間になります。

 

そのため、本来なら、毎月支払うことになっていた、

年金16,340円×9ヶ月の約15万円弱の大金の出費を抑えることができました(*^_^*)

 

役所スタッフ曰く、今年の7月になっても失業状態を継続していた場合は、引き続き、全額免除の申請ができるようですが、それまでには仕事をみつけていたいというのが正直な気持ち。

 

9ヵ月分払ってないけど、4.5ヵ月分は払ったことにしてくれるよ

全額免除のため、1年も支払わないにもかかわらず、半額は払ったことにしてくれます♬

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(画像の引用元)国民年金ハンドブック

 

こ、これは、

9ヵ月分の年金⇒ 147,060円(払わなかった額)

4.5ヵ月分の年金⇒ 73,530円(払ったことにしてくれる額)

の合計、220,590円分お得になっているということじゃね♬

 

10年以内なら納めることができます

65歳以上から貰える、老齢基礎年金。

この年金を満額(現在、779,300円)もらうためには、国民年金を40年間分納めていないといけません。

 

そのため、全額免除で4.5ヵ月分支払い期間が足りていない場合、

779,300円×  475.5ヵ月 ÷ 480ヵ月= 771,994円

が1年間で貰える老齢基礎年金となり、年間7,305円ほど安くなってしまいます。

 

そのため、これを満額にしたい場合は、不足分(4.5ヵ月分)を追加で納める必要があります。

 

そして、その期間は、10年とかなり余裕をもって設定いただいていますので、いずれ復職して余裕がでてきたときに、不足分を納めようということが許されています。

 

不足分を納めた方がいいのかどうか?シミュレーションしてみる

不足分を納めた方がいいのかどうか?シミュレーションしてみます。

男性の平均年齢81歳まで生きる場合、年金は16年間受給することになります。

  • 満額受給した場合⇒ 779,300円×16年= 12,468,800円
  • 納めなかった場合⇒ 771,994円×16年= 12,351,904円

と、12万弱の差がでてきます。

 

全額免除で払ったことにしてもらえる額は、半額の約7.3万円ほどでした。

そのため、満額に満たない不足額も同額の、7.3万円です。

 

このままでいった場合の、老齢基礎年金の差額は、7,300円ほどでしたので、年金をもらいだしてから、10年以上(75歳以上)長生きする自信があれば、未納分を納めた方がお得になる結果になりました。

 

全額免除にするデメリットはないの?

つづいては、全額免除によるデメリットについてです。

 

が、デメリット、特にありません!

強いて言えば、満額に満たない場合、 支給額が少し減るよということくらいでしょうか。

 

それでも、後追いで納めることができる制度がありますからね。

 

全額免除をうけたいときに必要なものは2点

ここまで、全額免除にするメリットしかないことがわかって頂けたでしょうか。

 

最後に役所で手続きする上での必要書類についてです。

  • 雇用保険受給資格者証
  • 年金手帳

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の2点です。

 

この2点さえあれば、

  • 事務手続き
  • 年金の説明 

を含めて10分もあればおわりますよ(*^_^*)。

 

10分の手間と労力で、 このメリット!

やるっきゃないでしょー。

 

まとめ

国民年金を全額免除にする方法、それは、

雇用保険受給資格者証が大きなカギを握っていました。

 

これ1つで、

  • 失業保険がもらえる
  • 国民健康保険料が安くなる
  • 国民年金が全額免除になる

と、もうまるで、印籠状態です。

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控えろー控えろー、これが目に入らぬかー!

 

今、失業中のかた、または失業になってしまった方にお役にたてると幸いです。

 

おわり

今日もありがとうございました。

それでは、また。

でつノ