まさか、自分がウツになるなんて!

43歳男性、会社員(SE)が、仮面うつと診断されるまでの経緯、治療方法、健康回復にむけてやっていることなどを紹介いたします。 自分はウツとは関係ないと思っている方に、是非読んでいただきたいです。

【龍安寺:西源院】京都といえば「そうだ!湯豆腐、食べよう」。禅宗のお寺ですので、禅の精神で頂きました。

こんにちは、仮面うつです。

 

今日も京都観光の日記です。

ぽかぽか陽気の龍安寺で石庭を前にして癒され、物思いにふけっていたらお腹がすいてきました(*^_^*)

 

先週は連日、グルメ記事を書いていたので、グルメセンサーの感度がよくなっているのでしょうか、結構いいお店に巡り合えました♬

そのお店を紹介いたします。

 

 

そうだ!湯豆腐、食べよう

京都といえば、湯豆腐でしょう!

ということで、湯豆腐を頂きました。

 

訪れたお店は、龍安寺の境内にある西源院(せいげんいん)さん。

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石庭から、ほんの5分程歩いたところに御座います。

 

一歩、中に足を踏み入れると、見事な日本庭園が広がっています。

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▶にっぽんの和を感じる室内と庭

言葉で説明しようとすると、素晴らしさが損なわれます。

写真でを感じてください。

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うっ!(>_<) わたくしのカバンが邪魔ですね...

 

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写真だけでも、その日の感情・記憶がよみがえってくるようです。

この素敵な風景にくわえて、ししおどしの音と、水の流れる音で癒しを感じていました。

 

▶まるで置物のような、かわいい小鳥さんとご挨拶

注文をして、食事が運ばれてくるのを待っていると、窓際にかわいらしい小鳥さんがいるではありませんか!

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あまりに可愛く、置物のようです。

近接して、パシャリ📷

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シャッター音で驚かせてしまい、首をお動かし遊ばされました。

 

置物の鳥さんではありませんでした、本物の鳥さんと朝のご挨拶をさせて頂きました。

おはようございます🌅

 

龍安寺名物「精進料理+七草湯豆腐」を頂きます

鳥さんと挨拶をかわしていると、食事🍴が運ばれてきました。

 

▶見るだけでも素晴らしい、京料理の「精進料理」

まず、こちらが精進料理。

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これぞ、京料理!

一品一品が、綺麗に盛り付けられています(*^_^*)

 

参考までに、一品一品の写真を掲載しておきます。

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お寺で食べる、精進料理。

外で食べる精進料理とは、全然違います!

どれも美味しかったですが、とくに「湯葉」と「ごま豆腐」!

なんで、こんなに美味しいの?ってくらい格別でした!

 

▶龍安寺名物、七草「湯豆腐」がこちら

そして、こちらが、七草「湯豆腐」です。

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京都の豆腐は、濃ゆいわけではありません。

普通の豆腐です。

ですが、いくら食べても飽きない、美味しさがあります(*^_^*)

 

これ、なんでなんでしょうねぇー、京都の豆腐は美味しいんです(*^_^*)

そして、こちら、西源院さんの豆腐も格別です!

 

こちらのお店、湯豆腐だけを単品で頼むこともできます。

その場合、この湯豆腐で、1人前1,500円といい値段しますが、豆腐が1丁以上、入っていますので高すぎるということはありませんよ。

 

食事も禅修行の1つです

禅では、「食(じき)も修行のうち」ということがいわれています。 

 

訪れた、西源院は、臨済宗妙心寺派の禅宗のお寺の境内にあるお店です。

こちらの「精進料理+湯豆腐」を禅の精神で頂きました。

 

▶妙心寺の坐禅体験で習った食事の作法

妙心寺での一泊二日の坐禅体験を通して、覚えていた範囲と、実際に僕が意識したことです。

  1. 食べ物の「命」を頂くということを意識する
  2. 言葉を発しない
  3. 両手で器をもつ
  4. 器をもったあと、箸をもつ
  5. 左手に器をもった状態で、右手で他の「おかず」に手をださない(違うおかずを頂くときは、都度、器をもちかえる)
  6. 器をおくときは、音をたてずに置く
  7. 食事を口にするときに、できるだけ音をたてずに食べる(妙心寺では、汁気のあるもの(お粥)、硬いもの(沢庵)を音にたてずに食べるということが難しかった(;^ω^))

です。

 

実際に禅に取り組まれている方からしたら、不足している点は数々あると思っています(;^ω^)

 

▶「食事五観文+三匙喝」を意識するとよかったかも

僕が、食事中に意識できていたのは、上記6項目です。

あとから振り返ると、食事五観文(しょくじごかんもん)と三匙喝(さんしげ)も意識するとよかったかなと思っています。

 

それぞれを紹介します。

①食事五観文(しょくじごかんもん)

妙心寺で朝食前に読誦したお経のひとつです。

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(画像の出典元)妙心寺の坐禅体験で頂いた「大衆禅道 坐禅手帳 日課経典」より

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この言葉の意味について、知りたい方は、こちらをどうぞ。

五観の偈 - Wikipedia

 

紹介した「食事五観文」および、禅と食事の在り方について、Wikipedia以上に学んでみたい方には、次の書籍がおススメです。

典座教訓・赴粥飯法 (講談社学術文庫)

典座教訓・赴粥飯法 (講談社学術文庫)

 

著者は、日本仏教の巨人、道元です。

レビューでは読みにくいとするコメントもありますが、普通によめる名著だとおもっています。

 

②三匙喝(さんしげ)

食事五観文とおなじく、朝食前に読誦したお経のひとつです。

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(画像の出典元)妙心寺の坐禅体験で頂いた「大衆禅道 坐禅手帳 日課経典」より

 

この「食事五観文」と「三匙喝(さんしげ)」、禅にかぎらず、日常の食事を頂く際にも心がけるべき内容だと思います。

 

西源院について

訪れた西源院さんの情報はこちらです。

▶メニューはシンプル

メニューはいたってシンプル。

下記がすべてです(*^_^*)

①精進料理(3,300円)

②湯豆腐(1,500円)

③ご飯(200円)

④飲み物(200円~)

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▶営業時間等

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(画像の引用元)龍安寺「西源院」|観光情報検索|京都“府”観光ガイド ~京都府観光連盟公式サイト~

 

まとめ

いやー、この記事を書きながら、こちらの湯豆腐が恋しくなりました(*^_^*)

 

龍安寺を訪れる方は、「石庭」、「鏡容池」を目当てにいかれる方が多いとおもいますが、こちら、西源院さんの湯豆腐で、禅の精神を味わってみては如何でしょうか?

 

おわり。

 

今日もありがとうございました。

それでは、また。

でつノ