こんにちは、仮面うつです。
今日も京都観光の日記です。
ぽかぽか陽気の龍安寺で石庭を前にして癒され、物思いにふけっていたらお腹がすいてきました(*^_^*)
先週は連日、グルメ記事を書いていたので、グルメセンサーの感度がよくなっているのでしょうか、結構いいお店に巡り合えました♬
そのお店を紹介いたします。
そうだ!湯豆腐、食べよう
京都といえば、湯豆腐でしょう!
ということで、湯豆腐を頂きました。
訪れたお店は、龍安寺の境内にある西源院(せいげんいん)さん。
石庭から、ほんの5分程歩いたところに御座います。
一歩、中に足を踏み入れると、見事な日本庭園が広がっています。
▶にっぽんの和を感じる室内と庭
言葉で説明しようとすると、素晴らしさが損なわれます。
写真で和を感じてください。
うっ!(>_<) わたくしのカバンが邪魔ですね...
写真だけでも、その日の感情・記憶がよみがえってくるようです。
この素敵な風景にくわえて、ししおどしの音と、水の流れる音で癒しを感じていました。
▶まるで置物のような、かわいい小鳥さんとご挨拶
注文をして、食事が運ばれてくるのを待っていると、窓際にかわいらしい小鳥さんがいるではありませんか!
あまりに可愛く、置物のようです。
近接して、パシャリ📷
シャッター音で驚かせてしまい、首をお動かし遊ばされました。
置物の鳥さんではありませんでした、本物の鳥さんと朝のご挨拶をさせて頂きました。
おはようございます🌅
龍安寺名物「精進料理+七草湯豆腐」を頂きます
鳥さんと挨拶をかわしていると、食事🍴が運ばれてきました。
▶見るだけでも素晴らしい、京料理の「精進料理」
まず、こちらが精進料理。
これぞ、京料理!
一品一品が、綺麗に盛り付けられています(*^_^*)
参考までに、一品一品の写真を掲載しておきます。






お寺で食べる、精進料理。
外で食べる精進料理とは、全然違います!
どれも美味しかったですが、とくに「湯葉」と「ごま豆腐」!
なんで、こんなに美味しいの?ってくらい格別でした!
▶龍安寺名物、七草「湯豆腐」がこちら
そして、こちらが、七草「湯豆腐」です。
京都の豆腐は、濃ゆいわけではありません。
普通の豆腐です。
ですが、いくら食べても飽きない、美味しさがあります(*^_^*)
これ、なんでなんでしょうねぇー、京都の豆腐は美味しいんです(*^_^*)
そして、こちら、西源院さんの豆腐も格別です!
こちらのお店、湯豆腐だけを単品で頼むこともできます。
その場合、この湯豆腐で、1人前1,500円といい値段しますが、豆腐が1丁以上、入っていますので高すぎるということはありませんよ。
食事も禅修行の1つです
禅では、「食(じき)も修行のうち」ということがいわれています。
訪れた、西源院は、臨済宗妙心寺派の禅宗のお寺の境内にあるお店です。
こちらの「精進料理+湯豆腐」を禅の精神で頂きました。
▶妙心寺の坐禅体験で習った食事の作法
妙心寺での一泊二日の坐禅体験を通して、覚えていた範囲と、実際に僕が意識したことです。
- 食べ物の「命」を頂くということを意識する
- 言葉を発しない
- 両手で器をもつ
- 器をもったあと、箸をもつ
- 左手に器をもった状態で、右手で他の「おかず」に手をださない(違うおかずを頂くときは、都度、器をもちかえる)
- 器をおくときは、音をたてずに置く
- 食事を口にするときに、できるだけ音をたてずに食べる(妙心寺では、汁気のあるもの(お粥)、硬いもの(沢庵)を音にたてずに食べるということが難しかった(;^ω^))
です。
実際に禅に取り組まれている方からしたら、不足している点は数々あると思っています(;^ω^)
▶「食事五観文+三匙喝」を意識するとよかったかも
僕が、食事中に意識できていたのは、上記6項目です。
あとから振り返ると、食事五観文(しょくじごかんもん)と三匙喝(さんしげ)も意識するとよかったかなと思っています。
それぞれを紹介します。
①食事五観文(しょくじごかんもん)
妙心寺で朝食前に読誦したお経のひとつです。
(画像の出典元)妙心寺の坐禅体験で頂いた「大衆禅道 坐禅手帳 日課経典」より
この言葉の意味について、知りたい方は、こちらをどうぞ。
紹介した「食事五観文」および、禅と食事の在り方について、Wikipedia以上に学んでみたい方には、次の書籍がおススメです。
著者は、日本仏教の巨人、道元です。
レビューでは読みにくいとするコメントもありますが、普通によめる名著だとおもっています。
②三匙喝(さんしげ)
食事五観文とおなじく、朝食前に読誦したお経のひとつです。
(画像の出典元)妙心寺の坐禅体験で頂いた「大衆禅道 坐禅手帳 日課経典」より
この「食事五観文」と「三匙喝(さんしげ)」、禅にかぎらず、日常の食事を頂く際にも心がけるべき内容だと思います。
西源院について
訪れた西源院さんの情報はこちらです。
▶メニューはシンプル
メニューはいたってシンプル。
下記がすべてです(*^_^*)
①精進料理(3,300円)
②湯豆腐(1,500円)
③ご飯(200円)
④飲み物(200円~)
▶営業時間等
(画像の引用元)龍安寺「西源院」|観光情報検索|京都“府”観光ガイド ~京都府観光連盟公式サイト~
まとめ
いやー、この記事を書きながら、こちらの湯豆腐が恋しくなりました(*^_^*)
龍安寺を訪れる方は、「石庭」、「鏡容池」を目当てにいかれる方が多いとおもいますが、こちら、西源院さんの湯豆腐で、禅の精神を味わってみては如何でしょうか?
おわり。
今日もありがとうございました。
それでは、また。
でつノ