まさか、自分がウツになるなんて!

43歳男性、会社員(SE)が、仮面うつと診断されるまでの経緯、治療方法、健康回復にむけてやっていることなどを紹介いたします。 自分はウツとは関係ないと思っている方に、是非読んでいただきたいです。

休職満了まで残り2ヶ月、復職に向けての規則と希望の溝【病歴経緯<リワーク編>3回目】

ここ数日、軽いストレスを感じている。

お読み頂いている方からしたら、休職していてストレスフリーな仮面うつが何をストレスに感じるんだ?と思われるかもしれない。

たしかに、基本ストレスフリーなので、ちょっとしたストレスを受けることはあっても、ほとんどの場合、あっちゅーまに(「あっという間に」の関西弁)消え去ることが多いのだ。

 

今回のストレスの原因は、復職についてだ。

今日は、喜ばしいはずの復職について、なぜストレスを感じているのか?について整理しておきます。

 

ほとんど、個人的な日記となります(;^_^A

何かを期待して読んでいただくと、得ていただくことは皆無です。

暇つぶし程度で読んで頂ける方のみ、続きをご覧くださいm(_"_)m

 

会社からの事務連絡

それは深夜に突然、やってきた。

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2月27日(火曜日)深夜3時、職場の送信専用メールより次を受信した。

休職満了日まで残すところ2ヶ月あまりとなりました。
復職を希望される場合は、復職のための手続きとして、就業規程で定める
標準労働時間の就業が可能であることを証明する「主治医の診断書」をご提出頂き、産業医面談の実施、判定が必要となります。
上記の手続き実施の為、復職希望日の1ヶ月前にはご連絡頂く必要がありますので、ご注意ください。

業務連絡、予約投稿なのだろうが、なぜ深夜にメールをうってくるんだ。

些細なことなのかもしれないが、こういう無茶苦茶大事なことをメールだけでよこしてくる職場に不信感を抱いてイライラする。

 

職場の休職期間は、勤続年数によって上限期間が定められている。

僕の場合、勤続年数が2年未満のため、休職の上限期間が6ヶ月となっている。そのため、昨年11月6日より休職した僕の満了日は、5月5日(土曜日)となる。

 

ただ、5月5日はゴールデンウィークの真っただ中。

職場は、4月28日から5月6日まで大型連休のため、実質、4月27日がタイムリミット。

【職場の年間カレンダー(抜粋)】

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 ※5/1、2の▽は、有給奨励日。

 

会社から送られてきたメールは、

復職したい場合は、復職したい日の1ヵ月前(3月27日まで)に、「フルタイム勤務(*1)してもいいよ」という主治医の診断書をだしてよ。

そうじゃないと退職だよ。

という内容だ。

(*1)フルタイム勤務

月曜日~金曜日、9時00分~17時30分の実働7.5時間勤務のことを指している。

就業規則では、次のようにかかれていて、「ならし勤務」、「まびき出社」を認めていないとしている。

当社では、ならし勤務(徐々に勤務時間を増やすこと)も、まびき出社(週の出社が4日以下の勤務)も認めておりません。その旨、主治医に説明した上で、診断書を取得してください。

 

リワークの進捗と、僕の考え

1月22日より、復職・就労支援プログラム(以下、リワーク)に参加しているが、現在、座学(うつ病の勉強、認知療法)、休職に至った経緯の振り返りが一通りおわって、認知療法の実践にはいったところだ。

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認知療法はまだまだ試行錯誤中の状態であり、再発防止の取り組みとしては、まだまだ不十分だと感じているため、あと1ヶ月は、認知療法の実践、集団認知行動療法グループ、マインドフルネスグループへの参加を通して、十分な再発防止を図りたいと考えている。

 

ただ休職満了期限ギリギリを希望して、各種手続き(産業医面談、復職調整等)の遅れから期限オーバとなってしまうのが怖いので、余裕をみて4月上旬から中旬頃を復職の目安としたい。

 

▼復職にむけての不安と対処法

復職にむけての不安としては、次のことを懸念している。

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ここ1ヵ月の間、体調を崩すことなく、平日はリワークに通えて、日々、オフィスワークに取り組めている。

しかし、これはリワークであることが大きい。

もし日々の目標を達成できなかったとしても、誰からも責められることのないストレスフリーな環境であるため、問題なく集中して取り組めているともいえる。

 

自分自身、考え方の傾向として、「気負いすぎ」、「~ねばならない」、「自分を責める」、「完璧主義」なところがある。

復職して、いきなり通常勤務となった場合、仕事の目標と実績の乖離が大きかった場合、それで自分を追い込んでしまい、体調が悪化する可能性があることを不安視している。

できれば、半日勤務からのスタート等、ならし勤務を希望するが、規則上無理な場合、

復職までの間に、認知療法を念入りにおこない、自分の認知の幅を広げる努力を積んでおく必要があるだろう。

 

セラピストの見解

1月22日から、リワークに参加してから、週1でセラピストと面談して、復職にむけてリワークで取り組む内容を相談して決めている。

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セラピストとの面談時に、会社の規則と僕の希望を伝えたところ、セラピストの見解は以下の内容であった。

  • 復職を4月上旬から中旬に希望しているのは、妥当(それしかない)だとおもう。
  • 順調に回復してきているのに、通常勤務で悪化してしまうことが気がかりだ。
  • 会社の規則なら仕方がないが、就業後や土曜日に、通院して、ストレスについての対処法を考えていこう。
  • 復職までの間、不安リストを作成して、【不安なこと】、【不安に対しての対処法】としてどういったものがあるのか?書き出して整理してみよう。
  • 休職期間中に、認知療法をやりきらないといけないという対処法は少し危険。
  • 人生、一生涯をかけて、認知療法を行うつもりで気軽にとりくんでいこう。
  • 主治医はどう考えているか?次回、診察時に確認してほしい。

 

個人的な希望は受け入れて頂いたうえで、認知療法は、一生涯かけておこなっていこうというアドバイスが腑におちて、復職にむけての不安が少し和らぐのを感じた。

 

主治医の見解

3月2日、主治医との診察時に、復職について相談してきた。

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主治医の見解は下記。

  • 復職は早くした方がいい、復職したら想定していなかった問題が起きてくるので、「ならし勤務」+「集団認知療法、マインドフルネスグループ」で起きた問題について対処していってほしい。そのため週に2日(木曜と金曜)は、仕事を休んで通院してほしいな。
  • 会社が納得してくれない場合、当院で主治医、上司、自分を交えて復職面談を行うという方法もある。※ただし、保険適用外で実費となる。
  • どうしても通常勤務しか無理な場合は、それまでに認知療法で想定される問題および、対処法について十分、洗い出して集団認知で取り組んでほしい。

 

医師には、職場と相談する旨を伝えて、今日の診察を終えました。 

 

今後の動きについて

主治医、セラピスト両名とも、リワークをしているとはいえ、復職が通常勤務しか認められていないことを危惧されました。

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主治医、セラピスト、自分の考えをもとに、次の項目を会社に打診してみようと考えている。

  • 就業規則およびメールでは、「ならし勤務」や「まびき勤務」を認めていないとされているが、主治医やセラピストのすすめであっても無理なのか?
  • 週に2日、休むことが認められないなら、フレックスまたは私用外出で、グループワーク(集団認知、マインドフルネス)の時間のみ抜けることは可能か?
  • どうしても通常勤務しかダメだという場合は、復職面談に同席して、主治医と話しあってほしい。
  • 上記3点、すべて無理な場合、無理な理由、主治医やセラピスト、自分を納得させる理由を教えてほしい。

 

明日、明後日は休日のため、週明け早々、確認して返答内容によって、今後の動きを検討する予定です。

 

つづく。

 

今日もありがとうございました。

それでは、また。

でつノ