まさか、自分がウツになるなんて!

43歳男性、会社員(SE)が、仮面うつと診断されるまでの経緯、治療方法、健康回復にむけてやっていることなどを紹介いたします。 自分はウツとは関係ないと思っている方に、是非読んでいただきたいです。

焦りがもたらす弊害について【日記(2017年12月1日(金曜))】

マインドフルネスを実践して約3ヶ月。休職して約一ヶ月、おもうように体調が回復しなかった時期に、自分なりに「焦り」についてメモしていたことを公開します。

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ほとんどの方にとっては、読んで頂いても時間の無駄のような内容であるが、心理学上、仮面うつの人は、どのようなことを考えているのかということを統計するうえに役に立てるのではないかと思い、希望しています。

 

ー2017年12月1日(金曜日)ー

数年前、毎朝、坐禅をしていた自分は、輝いていた(*1)。

その頃の自分に戻りたくて、8月からマインドフルネスを実践している。

そして、今、ウツの治療として、マインドフルネスを行っている。

 

しかし、早く治りたい、早く元に戻りたいと願い、マインドフルネスを熱心にすればするほどに、胸痛をはじめとする体調不良に苦しめられてきた。

 

そこに焦りがあったのではないか?

マインドフルネスを実践した合計時間を毎日集計して、〇〇時間マインドフルネスを行ったらよくなるだろう、数年前、体調のよかった頃の自分に戻れるだろうといった成果を求める自分が、マインドフルネスを行う自分の根底にあった。

 

”今、ここ”に集中すべき、マインドフルネスが逆に、過去や未来にとらわれることになり、逆効果となっていたのが、やればやるほどに胸痛が起きる原因となっていたのではないかと思う。

 

マインドフルネスによって、体調不良の改善や集中力のアップとして効果が得られるとしても、それを実践するときは、効果を期待したり、効果に至っていない自分を卑下したりしていては、マインドフルネスを実践していることにならない。そう思う。

 

今の休職、体調不良の「今」を受け入れて、”いま、ここ、自分”を大切に生きていこう。

 

(*1)数年前、毎朝7~15分ほど、頭を空にすることを目的として坐禅を行っていた。その頃は、今以上に勤怠時間が多く管理者としてのストレスも高かったが、毎日がやる気に満ちていた。しかし、その日々も毎日続いているとそれを当たり前に感じていた。転職を機にバタバタすることが多くなり、坐禅をすることがほとんどなくなってから、「坐禅をしていた頃の自分は輝いていた」と振り返っている。