総合病院での検査の結果、「期外収縮」と「異形狭心症の疑い」により、発作を予防する薬と頓服で2ヶ月程、様子をみていたのだが、頓服(ニトロペン舌下錠)が効くときと効かないときがあった。
頓服が効くときは、服薬して数分でスーっと楽になるのであるが、効かないときは鎮痛の効果がなく、むしろ吐き気、頭痛等の副作用により、頓服を飲む前よりも症状が辛くなるという状態になっていた。
そこでネット検索するのであるが、下記の記述により、心筋梗塞に悪化、気胸ではないか?と苦悩に陥る一因となるのであった....。
ニトロペン舌下錠は狭心症にはよく効くが、心筋梗塞には効果があまり期待できない。
頓服が効かない日があっても、なんとか日常生活をおくっていたのであるが、2017年10月25日、就寝中の胸痛により目が覚めたため、不安が限界となり再度、精密検査を受けることにした。
異形狭心症の診断をした病院で再度、精密検査をしてもらうつもりだったのだが、電話で症状と検査希望を伝えると、循環器の専門病院での検査を勧められたため、そちらで検査を受けることになった。
【検査】
1.採血
下記で問題なし。
①NT-proBNP(心不全をあらわす項目らしい)
<基準値>125以下
<測定値>9.0
2.ホルター心電図
24時間心電図の結果、期外収縮は700発であり、服薬前(3000発)と
比べて改善している。
3.造影CT
<総合所見>冠動脈に器質的異常は認めず。
造影剤を血管に挿入して検査したのだが、検査終了直後より、激しい吐き気と
発疹により痒みに襲われた。
薬や食べ物によるアレルギーはなかったため、はじめてのアレルギー反応に
戸惑い苦しんだ。
Let It Goの歌詞のような状態だったのである。
とまどい 傷つき (省略) 悩んでた
【問 診】
期外収縮は改善しているが、日常の胸痛の頻度がかわらないこと、頓服が効かないときがあることを伝えると、「胸痛の原因は心臓以外かもね」とのこと。
心筋梗塞になっていなくて、よかった反面、「この胸痛はナゼなのだ?」と新たな疑問がむくむくと芽生えてくるのであった。